9月5日(水)、古文書の初級講座に行ってきました
私は今まで、候文さえ読めれば、くずし字は読めなくても大差ないと思っていました
ですが、活字にすることによって、以下のようないくつもの情報が消えてしまうことを知りました
①紙質によって、いつの時代かわかる
②時代によって、字のくずし方も変わる
③同じ字でも、字の崩し方によって意味が異なる
①②は説明不要でしょう。
③に関してですが、
たとえば、「御」の字は、往来(書簡)において、将軍に「御」と崩さない字で使い、あとは身分ごとに崩して使うそうです
つまり、字の崩し方によって、身分の上下がわかるのです。
でも、こういった情報は楷書体で活字にしてしまうと、全部同じ字になってしまいます(上の例だと、全部「御」)
古文書の世界、虜になりそうです (ΦωΦ)フフフ・